感染症についての解説 狂犬病について
どんな病気?
狂犬病ウィルスは、日本国内では長い期間発祥の報告はされておりませんが、諸外国ではいまだに多くの感染例が報告されています。
野犬や蝙蝠などの野生動物に噛まれたり、怪我をした部分や粘膜部を舐められたりするだけでウィルスに感染する可能性があります。
感染後放置して、狂犬病を発症してしまった場合の致死率は100%、極めて危険な病気です。
近年では2006年にフィリピンからの帰国者の感染死亡例が報告されております。
また、2012年に入り、バリ島の空港付近で日本人旅行者の団体が十数人が野犬に噛まれる事故がおき、その後の検査でその野犬から狂犬病陽性が確認されてこともあります。
万が一、ウィルスに感染してしまった場合には、暴露前(渡航前)の摂取の有無が、現地での治療の方針に大きくかかわります。
暴露前(渡航前)接種が行われている場合は、発症の可能性が低く、感染後も安心して治療を受け帰国することができますが、暴露前(渡航前)接種を行っていない場合は、現地での治療が大きな負担となる可能性があります。
海外に長期滞在する場合は、動物に接触する機会がおのずと増しますので、ワクチンの接種が強く推奨されています。
北米でも毎年数十例の感染が確認されており、先進国であっても危険性が無いいいきれません。
発展途上国などではより注意が必要な場合が多いとお考えください。
接種が推奨される渡航先(感染の恐れがある地域)
各地域の発展途上国
滞在目的が、野生動物に接触する可能性がある場合や、都市部でなく、郊外や野外への滞在が予定される場合は、期間の滞在でも接種を強くお勧めいたします
先進各国
長期間の滞在では接種を推奨しています。
現地で気を付けるべきこと
不要な動物への接触は避けてください。
動物園などにおいても、動物への接触を控えてください。動物園で噛まれた方の帰国後の相談が多く発生しています。
動物に触れる可能性がある場合、野外での活動がある場合は、強く接種を推奨します。
渡航前に接種した場合も、動物に接触する方は、現地の医療機関情報を事前に調べておいてください
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院長 竹村 禎一郎 Takemura Teiichiro
浦安サンクリニック院長
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