尋常性白斑と乾癬の治療について 皮膚科|浦安サンクリニック

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尋常性白斑と乾癬の治療について

尋常性白斑とは いろいろな部位の皮膚の色が消失してまらだに白くなっていく病気で、俗に「シロナマズ」と呼ばれています。生まれた時にはないのですが、子供から老人までのあらゆる年齢で突然発症するのが特徴です。2つのタイプに分類が可能です。

汎発型 体のあちこちに白斑が出現し、進行するとほぼ左右対称性となります
分節型 体の左右のどちらかにだけ白斑が見られます

乾癬とは 皮膚が赤く盛り上がり、その上に乾燥した白い垢が厚く付着し、ぽろぽろとはがれ落ちてしまう皮膚の慢性疾患です。肘・膝・尻・頭など、こすれやすい部分に出来やすく、痒みがあったり、時には指・手足・肘・膝などの関節に痛みや腫れが見られたり、爪に変化が見られる場合もあります。
ウィルスや細菌によって起こっているわけではありませんので、人に感染することはありません。

白斑と乾癬の治療

ステロイド外用薬や内服療法を中心に、紫外線療法を併用しています。
当クリニックでは、308エキシマーシステムを導入しており、ナローバンドUVB(中波長紫外線の領域に含まれる非常に幅の狭い波長の紫外線)治療により、健常な皮膚に余計なダメージを与えず、正確に病変のみを治療することが可能です。

308エキシマーシステムによる効果

白斑治療においては、最も効果的で副作用の少ない治療法として認識されており、乾癬治療においては、早期に目に見えた効果が確認できる治療法とされています。
ナローバンドUVB療法を行なうことにより、以下のような期待が持てます。

  1. 照射をして改善が見られた場合、再発するまでの期間が長くなる
  2. 外用する薬の量が少なくなる
  3. 比較的早期段階より「痒み」が減ってくる

また、水虫やかぶれや乾癬などと間違いやすい皮膚病である掌蹠膿疱症やアトピー性皮膚炎などの治療にも安全かつ有効であるとされています。現在の治療法に抵抗性が見られ、限界を感じていらっしゃる患者様にとりましては、期待の大きい最新紫外線治療法とされています。

紫外線治療は妊娠中や授乳中の方、お子様でも安心して出来る治療です。
ナローバンドUVB療法は健康保険が適用になります。

院長 竹村 禎一郎 Takemura Teiichiro
浦安サンクリニック院長
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